広島県出身、世界的ピアニストの萩原麻未(はぎわらまみ)さん。
2010年。第65回ジュネーブ国際コンクールにおいて日本人としてはじめて優勝。 年によっては1位を出さない伝統あるコンクールでの8年ぶりの優勝は、大きな話題を集めました。 そんなピアニストを育てたお母様、萩原美代子さんのお話しを聞く機会がありました。 本当に愛溢れる方で、勉強になる事だらけでした。 箇条書きでシェアします。
・好きにさせるには自信をつけさせることが大事。 ・この子は、何が好きなのかなと、ありとあらゆる体験に連れて出た。 ・1番大事なのは、よーく親が見てあげてそれを褒めてあげること。 例えば、泳ぎの習得がゆっくりのペースだったけど、25m泳いだ時には、その瞬間に親子で泣いた事もあった。 ・外に出た時には、「この花は何を思っているのかな?」「この風は今何を言ってるんだろう?」と質問を投げかけた。 ・子どもと合う先生との出会いが大事。出会いが良ければ心が開花する。 ・絶対にけなさず、良い所だけを伝える。 ・比べてはダメ。他の事が出来なくても1つに集中する。 ・自分が思った事を自分で表現できるように。 ・まわりは、どうでもよい。 ・あなたのすばらしい所は、キラキラしていて、かわいい心を持っているところだよ、楽しむ事が1番!と、伝えていた。 ・高校2年で1人でヨーロッパを1ヶ月半周遊。音楽院をめぐり、どこで学びたいかを自分で決めた。 小さな頃から自分で何でもできる事を体験していた。 ・テレビは、ドキュメンタリーをよく見せていた。 ・目をしっかり開けていたら必ずチャンスは来るから、と伝えていた。 ・子どもの小さい時は、ぴったりくっついて一緒に泣いたり笑ったりすることが大事。 ・成長していくと、親は言いたい事を控える事も大事。 ・言葉1つで子どもの心は変わる。子どもの目が輝く言葉がけを。 ・自分からやりたい!と言った事は続く。 本当に素敵なお母様でした。
今後も、萩原麻未さんの活躍から目が離せません。