本物と偽物を見分けられる子に 育てるには? 答えは ズバリ!!! できうる限り本物に触れさせる機会をつくってあげる! という事。 私は、学生の頃(高校ぐらいから) 出会う大人(この人だ!と思う本物な大人)や出会う先生達に 「今、何をしておいたらよいですか?」 をよく聞きまわっていた。 きっと、損をしたくない、人生を満喫したい! 人生の先輩の智慧を拝借・・・という 超合理主義思考から来ているいる物だと思われる。 20代で英国に滞在する際も、魅力的な人に 「自分の若い頃振り返ってしておいたほうが良かったことは何ですか?」 「一度は訪れた方が良い場所はどこですか?」 なんていう質問を繰り返し聞いていたな~。 そんな中、圧倒的に多かったのが ”本物に出来るだけ多く触れる事” ”本物を目にすること”。 そして、 その教えは今も私の生活の中の習慣として取り入れ、 子ども達にも出来るだけの本物に触れさせてあげることができたら、 と行動している。 自然の中で、自然の香りに囲まれて育ってきた人が 人口的な匂いを敏感に嗅ぎ分ける事ができたり、 自然食やオーガニック野菜にを常日頃から食べているからこそ 人工的なものは口にいれればわかるという人もいる。 そう、 こんな我が家のエピソードがある。 クラシックのコンサート。 子どもでもマナーさえ守る事ができれば 鑑賞できる会も探せばいろいろとある。
クッキー自身も音楽鑑賞が好きな事もあり、 娘たちの感性が豊かな幼少期から一緒に! といろいろと連れていっていた。 クラシックコンサートも、情報さえあれば 質のよいものが格安もしくは無料でも楽しめたりする。 そんなチャンスをフル活用して、日々暮らしている。 それは、現在も(笑) そんな、プロの演奏を生で聞く事が普通になっていた彼女達が とある、素人グループの楽器演奏を聞き 「これは、何?」 「どうしたの?」 と慌てて聞いてきた事があった。 私は、正直驚いた! 別に、プロと素人を差別するわけでもないし、 それぞれに良さがあるし趣旨も違う。 けれど、子どもながらに 違いがわかっている。 すかさず、私は焦って 「シっー・・・・・ 音楽はいろんな角度から楽しめるし どちらが正しくて間違いもないんだよ 練習している時間も、場所も、 使っている楽器も違うから音も違うんだよ。」って説明した。 でも、二人ともが眉間にしわをよせて なにかが違うという事に気がついた事に驚いた! 確か、当時、彼女達が7才9才ぐらいの時の話。 本物に出会わせてあげる事の 大切さを痛切したのでした。