私達が学校で学んできた方法は、 どちらかというと、一方からの受動的な授業を受ける、覚えるというカタチが多かったように感じます。 でも、本当の学びは、 各分野の面白さを子ども達に伝え、体験させて、 それにより、 子ども達から自発的にわいてきた疑問に答えてあげる事で本当に学びだすのでは!?と感じています。 学問・・・・問うて学ぶ、いや、問うてしか学べない。 質問・・・・問うて初めて物事の本質が見えてくる。 疑問・・・・物事は鵜呑みにせず、自分の頭で問うて疑え! (訳者:クッキー) 幕末に多くの優れた弟子を輩出した事で有名な吉田松陰は、 身分にかかわらず、問うて引き出し、弟子を認め、褒める事を率先しておこなったそうです。 《あなたの好きな事、得意なことは何ですか? 》 《あなたのお父さんのよいところ、お母さんのよいところは何ですか?》 このような質問を弟子に問いかけ、 それらの質問に弟子が答えると、 《では、そういう特性を持ってそれだけすばらしい故郷に生まれ、 素晴らしい両親を持ったあなたは、きっとすばらしい人ですね》と弟子を褒め、 長所をどんどん伸ばしてあげたそうです。
かの松蔭も、褒めて育てる実践者だったのですね。 良いことは素直に真似てみよう。 質問のチカラを再確認する日々です。 (なんで?なんで?と質問をしてくるお子さんは、物事の本質をみる事の出来る素質があるお子さんかもしれません。 そんな原石、ピカピカに磨いてあげたいですね。)