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子どもの「いや」を信じない

感性の鋭い時期の幼稚園や小学校時代に
様々な体験をしていろんな世界に出会う事が大事!

と、親は思い、いろいろと提案をしてみるけど、
子ども自身が乗り気でない場合どうしたらいいですか?との質問を時々いただきます。


もし、親と離れる事を嫌がる場合は、親子で体験できる物をチョイスしてあげること。

また、女の子は社交的にどんどんお話して外に向かうことができるのですが、
男の子の方がどちらかというと内向きの傾向があります。
なので、小さい頃からいろんな人と出会える場所に親子で出かけて、
免疫をつけて、安心させてあげる事が大切です。



もう一点、注意しないといけない事。

子どものその時の感情の、まんまの言葉を信じきってしまわないこともポイントです。
何か自分の気に入らない事があったり、その時の気分が優れなかったりで
『行きたくない、やりたくない』と言ったりもします。

一度体験した後のそれぞれの好みはあるとは思いますが、
まずは、味見をさせてあげること、出会わせてあげる事が大事です。

なので、時間を変えてタイミングを変えて、
面白そうなイメージや写真、参加者の感想なども伝えてあげると、
『やっぱり、行ってみる』とコロッと意見が変わったりします。

論理的に理解ができる年齢になると、
『やってみないのに面白いかどうかわかんないよね』『食わず嫌いはもったいないよ~』
『ママも、食わず嫌いで損したことあってね~』のエピソードなどを伝えるのも、一つの手です。


様々な体験をしていくと、次の段階で、取捨選択をする事ができるようになります。





日本が誇る宮崎駿監督。

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先の見えないこの時代に生まれてきた子どもたちに
「おもしろいものはこの世界にいっぱいある」(※1)ということを伝えたい!と、
一貫して子どものために映画を作ることに努めてきたということ。

実際に息子が3歳のときは3歳の子どものため、
小学生のときは小学生のための映画を作ろうと思っていたといいます。
息子たちが大きくなってからは対象を変え、
『千と千尋の神隠し』では友人の娘のために作ったことを明かしています。

また、宮崎監督にとってアニメーションを作る上での土台は
「なんのために生きていこうとするのかわからないまま彷徨っている人たちに、
元気でやっていけよ、とメッセージを送ること」(※2)だという。

中でも、子どもたちが「どうして生きなきゃいけないんだ」という疑問を持っていると感じ、
それに対し自分はどう考えているのか答えなければならないと思ったことから製作したというのが『もののけ姫』。

『風立ちぬ』では、
不景気、政治不信、大震災など現代と酷似する1920~30年代に生きる主人公・二郎に向かって、
イタリア人飛行機製作者のカプローニが「力を尽くして生きなさい」と言うセリフが出てくるが、
どんな時代や状況にあっても精いっぱい生きることの大切さや、
生きることの喜びを改めて教えてくれるのもまた宮崎作品の魅力。

※1、※3 宮崎駿「折り返し点 1997~2008」(2008年 岩波書店刊)
※2 宮崎駿「出発点 [1979~1996]」(1996年 徳間書店刊)

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そして、宮崎監督の子ども時代。

幼少時は身体が弱かったので運動は苦手だったが、絵はずば抜けて上手かった。
熱心な読書家であり、手塚治虫や杉浦茂の漫画、特に福島鉄次の絵物語『砂漠の魔王』のファンという漫画少年であった。
高校三年生の時に観た東映動画の『白蛇伝』に感動し、アニメーションにも関心を持つ。
大学進学時漫画サークルが無かった為、一番近そうな児童文学サークル(児童文化研究会)に所属する。
漫画家を志望し、あちこちの雑誌編集部に自作漫画の持ち込みをしたがどこからも採用されず、
卒業後はアニメーターとして東映動画に入社する。
その後しばらくは漫画家への未練を断ち切れず、
入社一年後に観たソ連製長編アニメ映画『雪の女王』に強い感銘を受け、
アニメーションを一生の仕事にしようと決意した。


狂おしいくらいに好きな事を仕事に