人が好き!その人の持つ個性が好き!な私ですが、 多くの人との関わりあいの中で、 「この人、子ども時代に沢山の大人の中で育ったのでは!?」 というのが推測できるようになってきました。 多くの大人を見て、交流して育っている人の共通点は、 客観的に物事を捉えることができる人、論理的思考ができる人、 沢山の人生の選択肢を知っている人、ビジネスのセンスがある人、 自分の意見を持っている人、選択する人・・です。 多くの大人と触れ合う機会がある子どもは、 親が商売をしていたり、親がおもてなし大好きだったり、大家族に育ったりという、 そんなまれなラッキーな環境にいる人で、そこに育った子に与えられる限られた特権ですが・・・ 子ども時代、多くのそれぞれの個性を持った大人に会うことで、 『自分もこんな風になりたいな~』『カッコいいなあ~』と、感じたり、 逆に、『あんな風に、だらしなくはなりたくない・・』と反面教師的に感じたり。 現代の子ども達は、 社会や大人の世界、沢山の大人に出会う機会はどんどん減っている気がします。 親と、学校の先生、習い事の先生、ぐらいでしょうか? 多くの子ども達が夢をもちにくいのも、 大人の接点があまりに少ないからではないかと、考えてます。 テレビや雑誌を通して見る芸能人や有名社長、ショップ店員など最低限の接点を持つ大人はいますが、 話す機会はなかなかないでしょうし、 何より、その大人達も子ども時代があって、 夢を持ち、夢というゴールに向けて歩んできたという事を知る機会が貴重なのです。 いろんな大人に出会う機会を! しかも、輝いていてpowerを与えられるだけの大人に! いろんな考え方があって、いろんな大人がいて、 だから、同じ事をしてもある人にはこっぴどく怒られても、ある大人は逆にほめてくれたりする。 そんな交流の中からも、さまざまな価値観がある事に気づいていきます。 そう、親だって「親が正しい」と思いこんでいるだけで、 もちろん人間なので、間違っていることもあるかもしれない・・・。 だから、子どもの時からの多くの大人との出会いがあるといいです。 1人からの評価で右往左往することもなくなってくるのです。 いろんな考え方があって、その上で自分はこう感じる!って、 自分のものさしを持つという事もできてきます。