1980年に日本とオーストラリアの間で「ワーキングホリデー制度」が実施されてはや36年。
ワーキングホリデー(ワーホリ)を利用して『海外で働きたい』という日本人は多いです。
ワーキングホリデーは、
『二国間の協定に基づいて、最長1年間異なった文化の中で休暇を楽しみながら、
その間の滞在資金を補うために、付随的に就労することを認める特別な制度』。
ちなみに、ほとんどの国の年齢制限は30歳以下で、ビザの発給は一生に一度となっています。
このビザは観光、就学、就労ができる特別なビザです。
どこに滞在しても、どこを旅行しても、仕事をしても、語学学校に通っても良いという素晴らしい自由度の高いビザです。
制度の趣旨として仕事を主たる目的とすることはできませんが、現地で海外でバイトができるビザは他にはあまりないです。
現在、日本がワーキングホリデー協定を結んでいるのは14カ国。
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、
アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル。
また、現在、イタリア、スペイン、ハンガリーが制度導入を実現する意向を示しています。
年齢制限があるので、早い段階でこんな生き方の選択肢がある事を知る事が有意義だと思うのです。
若い時の異文化体験は、自国を、自分を省みるよい機会になります。