サマーキャリアスクール【本を通じて自分の進む道を発見!】本プログラムレポート。 図書館編。 ************************
今回は、図書館の裏側レポートを届けします。 まず、司書さんとご挨拶させていただき、 図書館の概要と本日の流れのお話しを聞いた後は、参考閲覧室へ! このお部屋は、調べるためのお部屋。 図書館は日頃から活用させてもらっている私もこのお部屋へ足を踏み入れたことはなかったので、興味津々。 司書さんの人数も多く、何やら皆が探偵のように調べ物の協力をしている様子。 お部屋の中はとても静か。 過去の新聞の縮刷版やデータベースも紹介いただきました。 なんと、明治時代の新聞も閲覧出来るということで、驚き! 子ども達からは、自分が生まれた日の新聞を見てみたい~、との声があがっていました。 広島の図書館ならではの、広島資料室へもお初に訪れました。 広島の郷土資料の充実と、広島3大プロ資料の充実。 広島3大プロって???? 広島県民ならば、知ってるはずの、我らが『カープ・サンフレッチェ:広島交響楽団』。 この広島資料室の中には、3大プロに関する本や写真集などが集中して集められています。 この3つのプロフェッショナルに憧れている子ども達が、 本や資料を手にすることで、憧れが夢や目標に変わるきっかけのお部屋になるかも!?と感じました。 関連の漫画本などもあり、今すぐにでも手にとって読みたくなった子ども達も。 その後、書庫の見学、圧巻の蔵書数!!! まるで、迷宮入りしたような子ども達と大人チームでした。笑 私は、いつか見たパリの古本屋さんを思い出しました。(上から下まで本、本、本) 図書館に行って借りれる本は、図書館で陽の目にあたっている本だけではないことや、 調査テーマが決まっている時は、司書さんに相談すると書庫からも参考になる本を紹介頂けるそうです。 本独特の匂いが、懐かしい~と感じた方もいらっしゃったようです。 各図書館に設置される本の選ばれ方などの裏話も聞くことができたり、 図書館の裏側見学をしてる最中から、子ども達からは、「この後、本借りていい?」のリクエストの声も。 時間の関係上、「また図書館においでよ」とオアズケしてしまいましたが、 いろんな刺激をうけての自発的な欲求の声が嬉しい。 たまたま、車庫でお休みだったBM書庫(ともはと号)もじっくり観察させてもらいました。 BM書庫ってご存知でしょうか? ブックモービル :米語「bookmobile」のこと。 移動図書館事業を行なうため、一般のトラックやバス、バンを改造して書架などを装備した自動車。 似たもので異なる自動車に配本車がある。 他の呼び名では、ブック・モビル、ブックモビール、移動図書館車、図書館自動車、 自動車図書館、図書館バスとも言われています。 図書館が自宅近くにない方へのサービスもあるんですね。 ぐるっと図書館を回った後は、 セミナー室にて司書さんから図書館司書になったきっかけのお話しや、 図書館司書になるには!のお話しを聴かせてもらいました。
最後に、参加の子ども達に本日の感想文を前に出て発表してもらいました。 初めてのお友達や、初めて会う大人、そして司書さんの前で、堂々と感想を伝えられたこと、素晴らしかった~。 こんな積み重ねが、プレゼンテーショントレーニング第一歩なのです。 サマーキャリアスクール、本プログラム見学編は、充実の3時間半となりました。 本の魅力にであうきっかけをくださいました、 紀伊國屋広島店さん、広島中央図書館さん本当にありがとうございました。