第1回サマーキャリアスクール第二弾をレポート。 **************************** 「本を通じて自分の進む道を発見!」プログラム、一日目を実施しました。 参観者同士を知るために、ファシリテーターと学生がお互いを理解するために、 まずは、自己紹介から! そして、言葉を使わずに自分の大好きな事3つを表現する!ワークからスタートしました。 この一見難しそうな課題ですが、 難なく参加者それぞれの好きな事3つを間違いなく100%お互い言い当てることができました。 言葉を使わなくても、 聞く側も目を耳とココロを十分にかたむけて聴くと、相手の言いたいことを理解できる事。 伝える側も、言葉がなくとも表情やジェスチャーで、 自分の言いたいことは、しっかり伝わる事を体感することができました。 著名な心理学者、アルバート・メラビアンは、 ノンバーバルつまり、言葉や話し方以外の要素によって、伝わる実験をしています。 ☆ しぐさ、表情、姿勢、服装、髪型、アイコンタクトなど視覚にうったえる表現・・・55% ☆ 話し方、声のトーンなど聴覚にうったえる表現・・・38% ☆ 話の内容などの言語表現・・・7% このような結果を残してくれています。 確かに! 言語表現がなくても、伝わるんだ!と、皆で体感! 今回のメインテーマが、「本」だけに、皆、本が好き!という協力な共通点も知ることができ、 なごやかな雰囲気で次のワークへ・・・・ 同じ話を聞いても、それぞれ感じることも、理解できる事も違う。 どうしたら本当に本質を理解できるか、 どうしたら個人個人がそれぞれに理解できるか、の鍵は、質問にあり。 ということで、 午後からの書店、図書館潜入!をよりよいものとするための質問ワークに入りました。 そもそも質問って何? 質問をすることでどんな効果があるの?という所からのディスカッションからのスタート。 質問を沢山する職業は? と考えてみると、数々の職業が挙がってきます。 そして、その職業に共通する点は、相手をしっかり理解する必要があり、 かつ、相手に正しく伝えることができないと勤まらない職業、でした。 【テレフォンコミュニケーター、営業職、ドクター、アナウンサー、インタビュアー、 学校の先生、クッキー先生(嬉)、会社の案内係、警察官、弁護士、調査官、コンサルタント などなど】 つまり、質問ができる!質問をする!と言う事は、 しっかり理解し、正しく伝えるために全身全霊で聴かないと出来無い事なんだな~という事を、皆で体感しました。 質問がでる授業 = みなが全身全霊で聞いてくれている授業 質問ができる子ども = 人の話を理解しようと集中できている子ども 教える側も、理想は質問が飛び交う学びの時間と空間を作ることだと、私は感じました。 その後、紀伊國屋広島店へ移動。 リニューアルしたフレッシュな紀伊國屋広島店では、 全書籍カテゴリーを見て回り、それぞれのカテゴリーにまつわる書店トリビアを店長さんに紹介してもらいました。
自分も含めて、いつも書店に行って行くコーナーは決まっているので、 各コーナーの細かい説明や本の魅力を聞くことができ、今後の書店での楽しみ方が増えました。 参加の子ども達も、懸命に店長さんのお話しを聞きメモを取っていました。 最年少さんは6歳でしたが、一生懸命聞いている姿勢に感動。 お話しを聞いた後は、自分の興味のある分野を探そうという時間に! 書店ツアーの後は、皆好奇心全開で、 もっともっと時間が欲しい!そんな嬉しい声も多々あがってきました。
質問の時間には、 ? 売れなかった本はどうなるの? ? ブックオフの本とのちがい? ? 一日、何冊の本が売れますか? ? 毎日、何冊新しい本が、書店にならべられるの? ? 洋書コーナーはいつからあるの? などなど、 もっともっと聞きたかったけど、時間の都合上質問タイムを切り上げる結果になったほど。 時間が足りないっ!の嬉しいクレームも。 親子で本を通じてワクワクを共有していただけました。 本屋の魅力伝わったかな!? 職業の種類は約3万種類、。 数が多いだけに、職業知識を増やし、職業の種類、内容を知っていくためには、 本を使う事が、有効な手段の一つだと思います。 ****************** 図書館編に続く・・・・・